ギフト券(ギフトカード)の仕組み、使用方法、人気のギフト券ランキングbest5
お祝いやお礼の時に現金を差し出すのは相手に気を遣わせてしまい、非常識と捉えられることもあります。
そんな時に便利なのがギフト券(ギフトカード)や商品券です。
自分の好きな物へ購入・交換に使える現金に近い特性を持ちながら、嫌味がありません。
しかし、ギフト券はそれぞれ使える場所が限られていて、受け取った相手の内心は喜んでもらえなかったり、普段活用しないギフト券を受け取って使い道に困ってしまうことがあります。
人気のギフト券ランキングbest5や、購入方法、現金に変える方法などプレゼントする前に知っておきたい情報をまとめました!
ギフト券の種類と選ぶ時の注意点
ギフト券は贈答用を主な用途にして、各販売店や組合、連盟などが発行と管理をしています。
Amazonギフト券のように、Amazonでしか使えないものや、全国百貨店共通商品券やコンビニなどで使えるQUOカードのように複数の店舗や業者で使えるものもあります。
ギフト券を販売すると管理団体が売上金をプールして、消費したお店はギフト券で購入した分については管理団体に請求することでお金が循環している仕組みです。
管理団体は販売店側から売上の一部を手数料としてもらったり、販売時に発行手数料を取って運営費用を工面したり、手数料無料でギフト券単体の運用は赤字だけど、ギフト券を流通させることで売上が上がればいいという考えで運営していることもあります。
ギフト券を選んだり、プレゼント用で購入、受け取ったギフト券を使う時の注意点は以下のものがあります。
- 一部のギフト券は購入時に手数料を取られる(1,000円分を1,050円で販売など)
- 大半のギフト券はお釣りが出ないけど、一部で現金でお釣りを受け取れるタイプもある(ダイエー、三越伊勢丹など主に単独企業の商品券)
- ギフト券は相手に喜ばれないこともある(通販をしない人はAmazonギフト券を受け取っても嬉しくない)
- ギフト券によっては有効期限がある
- 購入時はカード決済に対応できず現金販売限定のものが多い
- ビール券やお米券など名称は用途限定でも、スーパーなど取り扱い店では全ての商品が対象になっていることもある
理想なのは使える用途が幅広く、購入時に原価以上の出費はなく有効期限のないものです。
有効期限については、平均して5年~10年以上の期間を設けられているので、新規に公式販売店から買えば問題ありません。
迷ったらコレ!~幅広く重宝されるギフト券~
ギフト券の使い方
紙やカードで発行されるタイプのギフト券は表面に有効期限と金額、裏面に使えるお店や交換条件の詳細が記載されています。
Amazonギフト券のEメールタイプなど、電子管理している商品券は公式サイトで使い方を解説しています。
ギフト券の大半はお釣りが出ないので、1枚あたりの金額以上の買い物で使うようにしましょう。ギフト券を使えるお店であればレジでギフト券を差し出すだけで現金と同じように扱われます。
人気のギフト券ランキングbest5
人気のギフト券をランキング形式で紹介します。
人気の高いギフト券は需要が高いだけあって受け取った時に喜ばれやすいです。
また人気が高いとチケットショップで買取してもらうときも高値が付きやすいので、同じ金額のギフト券でも、資産価値に差が出てきます。
人気の理由も併せて紹介します。
大手ネット通販専門店のAmazonの中だけで使えるギフト券です。
Amazonは店頭よりも安いものが多く送料無料の商品が豊富で、すぐに自宅に届くため人気が高く40代以下になるとアカウントを持っていない人の方が少ないくらいです。
一般的な商品券は店頭のサービスカウンターなど買える場所が限られていますが、ネットで簡単に購入できるのも魅力で贈る人と受け取る人の双方でメリットが大きいです。
若い人を相手にした贈り物では鉄板です。
とにかく使える場所が豊富で、スーパー、レジャー施設、百貨店、量販店など幅広い提携店を持っていて有効期限もありません。
JCBギフト券は安さを売りにしたお店でも使えますし、東京ディズニーリゾートやUSJでも使えるので、持っておいて損はないです。
どこでも使える商品券といえばJCBといったイメージが世間に定着していてネームバリューで選ぶケースも多いです。
2位で紹介したJCBと同様に信販会社(クレジットカード会社)系のギフト券で幅広い場所で使えます。
VISA(カード決済)対応のお店なら使える可能性が高いので、日常生活の中でも消費する機会はたくさんあります。
スペック的にはJCBとほぼ互角ですが、VISAは外資系、JCBは日本の企業なので仮に自分の使っているカードはVISAでも贈り物はJCBギフトカードを選ぶ方が多いです。
ビール券は仕事をしている人に贈ることも多く、人気の要因は金額ではなく350ml2本や大瓶2本と本数で記載されていることです。
ビールでなくても取り扱い店の全ての商品で使えるので、焼酎やおつまみ、生鮮食品で使っても構いません。
もらう側も気を遣う場面でも、ビール券ならすんなり受け取れるという意見も多いです。
デメリットは使える金額と販売金額の差が大きく、有効期限もあることです。
一般的なビール券の定価と使える金額
大瓶2本券:販売価格 784円 / 使える金額 724円
350ml缶2本券:販売価格539円 / 使える金額 494円
大手コンビニで使えて、カードタイプで複数回に分けて使うこともできます。
500円程度の安い金額から用意があり、ちょっとした感謝の気持ちを伝える際に便利です。
番外編:全国百貨店共通ギフト券
一昔前は定番のギフト券でしたが、若者が百貨店を使う機会が減ったこともあり人気を落としています。
高齢者に贈るときには定番ツールとして根強い人気がありますが、コスパ重視の人は百貨店は近くにあるけど買いたいものがないという意見が増えています。
そのため、全国百貨店共通ギフト券は高額買取の定番商品券でしたが、最近ではチケットショップの買取率が下がってきており、ギフト券の勢力図は大きく変化していると言えるでしょう。
近年ではネットで即日売却出来るアマゾンギフト券が換金率・利便性・スピードで頭一つ抜きん出ており、若者の間で人気が高まっています。
「せっかく貰ったけど使わない…」という方でもアマゾンギフト券買取を専門に行う業者に高値で売却出来るという点は、貰った方も嬉しいですね。
是非プレゼントとして活用してみてはいかがでしょうか。